栃木県護国神社

軍隊調理法 料理法


納豆大根卸し和えのつくりかた

1:材料の準備

軍隊調理法
(写真は一人分の食材です)

材料(一人分)

納豆 :200グラム
大根おろし: 80グラム
醤油 : 30グラム

※注:

市販の納豆パック1個は、50グラム入りですので、4パック使
います。

2:納豆に材料を入れる

軍隊調理法
大根を卸してから鉢に納豆と大根おろし、醤油を加える。

3:混ぜる

軍隊調理法
そしてよく混ぜ合わす、食塩を混ぜるのもよいでしょう。

4:完成

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備考

各家庭でもよく作られる納豆大根です。ただ、量が凄いもの
です。今の食生活からすれば4人分の分量が一人分となりま
す。戦前の各聯隊の炊事場では、納豆も丁寧に供された筈で
すが、食材も、炊事の規律も下がった戦時下の部隊では、そ
うもいかなくなっていたようです。宇都宮師団管区の東部37
部隊(水戸)に入隊したある兵隊は、
「土地柄で、水戸の名物の納豆がしばしば食卓にのぼった。
納豆は私たちの飯盒から飯盒へと分配され、末端に近い席に
ひかえて順番を待っていた私の飯盒にひとかたまりが投げ込
まれるころ、それには醤油もかかっておらず、ただ糸を引き
合う腐敗した豆のねり合わせに過ぎぬものとなっていた。」
と回想しています。
『破倫 吾れ戦友を食う 東部ニューギニア敗残兵の告白』
昭和54年 新世紀書房 豊谷秀光



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