栃木県護国神社

軍隊調理法 料理法


鱈時雨のつくりかた

1:鱈の準備(この事例は棒鱈を使用しました)

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1材料(一人分)
鱈150グラム
生姜10グラム
醤油30ミリリットル
砂糖15グラム
(本事例で紹介する材料は5人分です)
干鱈は1、2日前、棒鱈は4、5日前より水に浸して軟かくして、
生鱈に代用する
(注意!)レシピでは上のようにされていますが、
本事例ではまる1日で戻せました。
昔と今の棒鱈はちがうのでしょうか。

2:鱈の切り方

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2準備
鱈は筒切り(大きいものは二枚に下ろす)にする。

3:生姜の準備

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3 生姜はよく洗って薄く木口切りにする

4:鱈をざっと煮る

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4 鍋に醤油、砂糖、生姜を入れる。

5:鱈を煮上げて笊にとる。煮汁をつくる(協力、中山恵美子)

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5 鱈が煮上がったら笊にとり、
汁だけを煮詰めたあと、
再び鱈を入れて煮詰める。

6:煮詰まったら冷まして出来上り!

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7:7:野外ではこのように食べられたのでしょう

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飯盒の蓋(左)に米麦飯、中子(右)におかずの鱈時雨。
(飯盒は現在市販されている「兵式飯盒」を使用しました)

備考

これは非常に美味しいです!!
2時間も煮ていないのですが、
鱈の小骨も食べられる程度に軟らかくなりました。
3時間位煮込んだなら、
背骨までほっこりと食べられるようになる筈です。
鱈には醤油がよく染み、ご飯のお伴には最適ですし、
また、酒のつまみにもよいかと思います。
更に、登山の際にも日持ちのするおかずとして重宝する筈です。
因みに、我が父曰く、
「もう少し砂糖を入れたほうがよいのでは」との事でした。
各家庭でお好みの味に替えていけばよいかと思います。
筆者は登山をしておりますが、その立場から言えば、
煮上がったあとに七味唐辛子を振ればより、
山での飯盒めしに合う味になると考えています。

(調理・文責、中山郁)



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