吉野煮のつくりかた |
1:材料の準備 |
(写真は4人分の食材です) 材料(一人分)牛肉: 40グラム(または烏賊、80グラム)澱粉: 8グラム 醤油: 30グラム 大根:250グラム(または季節野菜) 生姜: 8グラム 砂糖: 8グラム |
2:大根と生姜の準備 |
大根は1.5センチ位の木口切りとし、 生姜は卸すか、または微塵切りとする (本事例では卸してみました) |
3:肉を細切りにする |
牛肉を細切りにする 市販の牛肉細切れ、ないしは切り落としを使うと良いでしょう。 また、烏賊を用いるときは胴と脚とを離し、 内臓と眼をとり去り、適宜に切っておきます。 |
4:大根をゆでる |
鍋に大根と、大根が浸る程度の水を入れ、 軟らかくなるまでゆでます。 |
5:牛肉を入れる |
大根が軟かくなったら牛肉を入れ、火を通します。 |
6:味付けをする |
牛肉に火が通ったら、鍋に砂糖と醤油を入れて味を付けます。 ※注:最後に水溶き澱粉(片栗粉、または葛)を入れる事を考えて、心持ち辛めにしておくと良いでしょう。 |
7:水溶きした片栗粉を流し込む |
火を止め、水溶きした片栗粉とおろし生姜を入れます。 |
8:混ぜる |
鍋の底からよくまぜ合わします。 ※注:大根のが壊れないように丁寧にまぜましょう。 |
9:完成 |
備考吉野名産の葛(またはその代りに片栗粉)でとろみをつけるから、吉野煮というのでしょう。 よく煮た大根と砂糖醤油の組み合わせは絶妙です。 また、肉とからまったとろみ汁も大変ご飯と相性が良いものです。 とくに、作りたては美味しいですよ! 人によって好みはありましょうが、 大根はきちんと形が残る程度に、 そして余り煮しめない程度で仕上げる方がよいとおもいます。 なお、材料は大根と牛肉の他にも、鶏肉、豚肉を用いたり、 蕗、筍、里芋、瓜など季節のものを使うとよいでしょう。 (調理・文責、中山郁) |