平成十六年二月十二日
蛋白質 二十三・二三グラム
人参、二十グラム
牛蒡、七十グラム
甘藷（または里芋）、百グラム
葱、五十グラム
生姜、二グラム
味噌、六十グラム
（注）「甘藷」は、さつまいものことです。念の為。
し、灰汁を出し置く。
ロ、甘藷（または里芋）は古皮を剥き二センチ位に切り、葱は一・五センチ位
に切り、生姜は細かく刻み、味噌は肉挽き器にかけ置く。
入れて煮立て、人参、牛蒡、生姜を入れ、半ば軟らかくなりたるとき甘藷（ま
たは里芋）を入れ、一度煮上がりたるとき味噌を入れ、しばらく煮込み、最後
に葱を入れる。
折折あるものを用うべし。ただし青菜類は青味くらい（多少の彩り程度）にと
どめ、多く使用せざるものとす。また乾野菜を代用するときはあらかじめ還元
しおくべし。
ロ、兎肉または鶏肉を用うるときは、骨共叩き切ってそのまま用うるときは味
さらに佳なり。
その六十一 薩摩汁
熱 量 六百十九カロリー蛋白質 二十三・二三グラム
材料（一人分）
豚肉（または鶏、羊、兎肉）七十グラム人参、二十グラム
牛蒡、七十グラム
甘藷（または里芋）、百グラム
葱、五十グラム
生姜、二グラム
味噌、六十グラム
（注）「甘藷」は、さつまいものことです。念の為。
準備
イ、豚肉は細かく切り、人参は木口切りとなし、牛蒡はささがきとし、水に浸し、灰汁を出し置く。
ロ、甘藷（または里芋）は古皮を剥き二センチ位に切り、葱は一・五センチ位
に切り、生姜は細かく刻み、味噌は肉挽き器にかけ置く。
調理
豚肉に少量の生姜と葱とを入れて空炒りし、約二百七十ミリリットルの水を入れて煮立て、人参、牛蒡、生姜を入れ、半ば軟らかくなりたるとき甘藷（ま
たは里芋）を入れ、一度煮上がりたるとき味噌を入れ、しばらく煮込み、最後
に葱を入れる。
備考
イ、調理は汁と実とを目的とし、すべて軟かに煮るべし。野菜は何にても四季折折あるものを用うべし。ただし青菜類は青味くらい（多少の彩り程度）にと
どめ、多く使用せざるものとす。また乾野菜を代用するときはあらかじめ還元
しおくべし。
ロ、兎肉または鶏肉を用うるときは、骨共叩き切ってそのまま用うるときは味
さらに佳なり。
