戦没者慰霊巡拝
ごあいさつ
戦没者慰霊巡拝のご案内
今年度の戦没者慰霊巡拝
過去の戦没者慰霊巡拝
慰霊巡拝参考資料室
お問い合わせ
リンク


栃木県護国神社

ココダトレイル紀行

栃木県護国神社の戦没者慰霊巡拝

平成17年度 フィリピン戦没者慰霊巡拝記録

(つづき)

平成17年6月13日 1日目 晴

03:00 起床
03:45 自宅出発
04:15 宇都宮駅チサンホテル前到着
    何人かの参加者方は到着されており挨拶する。
04:40 マロニエ号に乗車、成田空港に出発。車中ほぼ満席。
07:40 成田空港第2ターミナル到着、WBC社長高橋さん、千葉県護国神社禰宜宮澤さん、千葉県から参加の皆さんと合流。
08:15 搭乗手続き開始
09:25 日本航空941便マニラ行きに搭乗
09:55 定刻より15分遅れで成田を離陸
     機内食の昼食
13:45 マニラ空港到着。入国手続きが大変混み合う。
     今回お世話になる現地ガイドの鈴木さんとご挨拶。
14:50 マニラ空港出発。専用バスにてアンヘレス市クラークフィールドへ移動。
     途中マニラ市内にて花を購入。当日はフィリピン独立記念日の振替休日のため、道路は空いているとの事。
17:00 アンヘレス市到着
     明日のお祭りにお供えする神饌を購入するため市場へ。衛生状態に驚く。蝿が無数にたかっている。
17:30 ホテル到着。(ホリディインクラークフィールド)
18:00 ホテルレストランにて夕食(アメリカンビュッフェスタイル)
     夕食後明日の慰霊祭の打ち合わせ
21:30 就寝

 初めての海外、初めての飛行機だったので、相当に緊張した。朝の宇都宮駅前発の高速バス、マロニエ号は始発だと言うのにほぼ満席の混み具合。マニラ行きの飛行機も梅雨前線の影響か、道中かなりの揺れ。気分がかなり悪くなる。
 マニラ着。やはりムッとした暑さ。荷物を下ろしてバスへ。現地ガイドの鈴木さんとご挨拶。バスは徳島交通の古い観光バスを使っていた。冷房も効いており快適。ここで初めてフィリピンの庶民の足、ジプニーを見る。ジプニーはジープを改造した乗合タクシーの様なもの。非常に派手で、乗り降りは後ろからする。主に隣町まで行くのに使うという。見た限り乗り心地は悪そうである。またトライシクルというバイクにサイドカーをつけた乗り物もある。悪い道を走ったら途中でバイクとサイドカーとが離れてしまいそうな代物である。町乗りやジプ二―が通れないような道を行くのに使うという。マニラの交差点はジプニーとトライシクルの坩堝。よく事故が起こらないものだと感心する。マニラ市内は渋滞で有名であるが、フィリピンは昨日が独立記念日であり、今日は振替休日との事で渋滞は見受けられなかった。


車中よりマニラ湾を望む
 マニラよりアンヘレス市クラークフィールドへ。クラークフィールドは神風特攻隊が初めて飛び立った飛行場であり、またマニラ防衛の為、建武集団がクラーク飛行場西方で陣をはった所である。敗戦後は長くアメリカ軍の基地として使用されてきた。しかし、1991年ピナツボ火山の大噴火によりアメリカ軍は撤退し、フィリピンに返還された。その後は経済特区として、多くの海外企業を誘致し発展を続けている。
 クラークフィールド手前のアンヘレス市内の市場にて神饌購入。独特の匂いとお店の魚や肉に無数の蠅がたかっていて、蠅に水をかけて払っていた。その衛生状態に驚く。
 ホテル着。普通のリゾートホテルであった。夕食後、明日の慰霊祭の打ち合わせ。その後疲れからか、部屋に戻ってすぐに就寝。

◆◆次のページに進む◆◆


1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7
前のページに戻る
過去の慰霊巡拝記録メニューに戻る